キャバリア・リリー日記 オサミスの小学校(2009/01/05)
Cavalier, Lily
昨年の今日は
2008年01月05日
今日もリリーの写真が少なくて、「リリー日記」を楽しみにしている方には申し訳なく思います。
しばらく、リリーとリリーパパのミンダナオ島生活日記だと思って読んでいただけると良いと思います

以前にも書きましたが、フィリピンに住む日本人が公の場所やレストランなどで、フィリピン人を馬鹿にしたような発言を人目をはばかることなく繰返しているのを何度も目撃し、私もそれに同席させられました。

会社の上司や、日産という大会社の関連会社の社長さんなどある程度地位の有る人までが「所詮フィリピン人だから」などを繰返しているのをみて、2007年8月に私はGigiという1粒の種をCebuにまいてフィリピンを後にしたのでした。(Cebuでフィリピン人を相手に悪態をついている日本人は所詮日本でも相手にされない負け犬ではないかと感じたのです。)

おかげさまでその種は大きく育ち開花して、いままた新しいステージへ進もうとしています。

ミンダナオ島オサミスに来て判ったのですが、Cebuという町が特異点で特別なのであって、ここオサミスはちゃんと生活のインフラが揃っています。
今日ご紹介する小学校もそうですが、社会インフラとして有るべき物はちゃんと機能しています。

  • 学校や病院など社会インフラが機能不全を起こしている日本社会
  • 効率を極限まで追求してきた日本社会が切り捨てた多様性。それを失った事による歪の大きさ
  • オサミスの町はインフラは機能しているものの、それを利用する人達の生活レベルに差がある社会
  • 混沌という多様性の中でフィリピンの巨大食糧生産拠点として世界経済とは関係なく元気の有るミンダナオ


さて、将来に希望が持てるのはどちらでしょうか?

*私も全てを見たわけでは有りません。フィリピンで地道に生活している日本人も沢山いることを書き加えておきます
きょうからジアン、ジニーの小学校が始まります
ラバソンから引っ越してきて初めての登校になります
朝早くから準備でバタバタしていますが、リリーは良い子でおとなしく座っています
Gigiが作ったお弁当
ちょっと、おかずが寂しそうですが、子供たちはこれだけでも大喜び
ジアン(左)もジニー(中)もラバソンでは訳があって十分な教育を受ける事が出来ませんでした
それだけに、学校へ行けるということだけで、もとても嬉しい
昨日買ってきたかばんとジュースを入れた水筒。かばんには教科書とノートを詰め込みました
ライサちゃんと同じ小学校へ通う事になります。
これが小学校の正面玄関から撮影した様子
校長先生の部屋の前から庭を撮影
さっそく転入の手続き
でも、ジアン、ジニーの書類が無いので学校間でやり取りをしてくれると言う事でした
とても優しそうな校長先生でした
ちなみに1年生から6年生までで約300人の生徒がいるそうです
ジアンもジニーも1年生のクラスへ転入
ARROYO大統領がオサミス市を訪れると言う事で、パレードが行われる通りは人々であふれかえっていました
ライサ、ジアン、ジニーが通う小学校も訪問すると言う事でしたが、生徒たちが広場ままで出ていました

大統領はミンダナオをとても大事にしているとか・・
2009年01月03日  2009年01月05日
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